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lavamanのブログ

備忘録も兼ねて適当に

第50回スーパーボウル

スポーツの話

 長いようで短かったNFLのシーズンも残すはスーパーボウルのみとなり、毎年この時期になるとなんとなく寂しさを感じる。以前はスーパーボウルが終わった後にプロボウルがあり、そこで和気藹々とプレーしつつも途中から本気モードになっていく選手たちを見る楽しみもあったのだが、近年はスーパーボウルの前にプロボウルが開催されるため、スーパーボウルが本当にシーズンのクライマックスとなった。

 

 今年のカードはパンサーズブロンコスとなったわけだが、どちらも各カンファレンスの第1シードではあるもののシーズン通してのイメージは随分と違うものである。パンサーズはキャム・ニュートン率いる圧倒的なオフェンス力と、多くのターンオーバーを生み出すディフェンスの爆発力でシーズンを席巻し、開幕から14連勝とシーズン当初から独走して第1シードを獲得し、プレイオフも強さを見せつけてNFC王者となった。対するブロンコスペイトン・マニングの乱調もありここ数年見せていたオフェンスの強さは見られず、NFL1位となった粘り強いディフェンスに助けられ、AFC第1シードになったのも何処か棚ぼた的な印象を拭いきれず、プレイオフもかろうじて勝ち抜いてきた印象のAFC王者である。

 

 各オフェンスを率いるQBも対照的なプレイスタイルで、ニュートンが脚を活かしたプレイスタイルのモバイルQBなら、マニングは典型的なポケットパサーであり機動力は皆無に等しい。オプションからのランプレイが注目されがちなニュートンではあるが、飛び抜けた強肩で弾丸のように鋭いパスを投じパサーとしても高い能力を見せる。対するマニングは元々強肩ではなかったが、今シーズンは更に衰えが目立ち球威が無くコントロールも定まらないパスを投じるシーンも少なくない。しかし、オフェンスを率いるといった意味ではむしろ円熟味を増しており、爆発力は無いながらも堅実にオフェンスを前へ進ませることは出来るだろう。

 

 両チームともオフェンスはランを主軸に要所でパスを通すのが持ち味で似ているが、ディフェンスは少々持ち味が違う。パンサーズディフェンスはターンオーバーで攻撃権を奪うのが最大の持ち味なのに対し、ブロンコスディフェンスはサック数1位の数字が表すように、相手のオフェンスを進ませないのが最大の持ち味である。どちらが良いのかは一概には言えないが、今回の対戦に限っては恐らくパンサーズディフェンスの方が有利ではなかろうか。その理由として、今季のマニングは10試合で9TD17INTという数字が表す通りボールを失うことが多く、またブロンコスオフェンス全体がボールをこぼして失うシーンが多い。大してブロンコスオフェンスが今シーズン対戦してきたQBはポケットパサーばかりであり、機動力を活かすモバイルQBとの対戦は皆無であった。素早い出足でQBに襲い掛かりサックを量産してきたブロンコスディフェンスではあるが、ニュートンのようなモバイルQBにラッシュをかわされると一気にロングゲインされる恐れが高い。最大の武器であるパスラッシュが諸刃の剣となりかねないのである。

 

 こうして比較してみると、個人的に8対2でパンサーズが有利だと思っている。ペイトン・マニングが恐らくは最後のスーパーボウルであり、ひょっとしたら現役最後の試合になるかもしれないだけに応援したい。スコア予想は24対14でパンサーズの勝ちとしておこう。