lavamanのブログ

備忘録も兼ねて適当に

スポーツ観戦の話

 自分でスポーツをすることは殆どないが、スポーツを観戦するのはとても好きだ。昔はプロ野球なんて見ててもつまらなかったし、駅伝やマラソンといった長距離陸上なんてずっと同じようなシーンが続くだけなのに何が面白いのか分からなかった。しかし、最近はそれらも楽しんで観戦出来るようになったのは、恐らく他の事をしながら中継も見ていられるような環境が出来たからではないだろうか。以前ならスポーツ中継を見る手段と言えばテレビ中継くらいで、テレビでスポーツ観戦していると当然ゲームも出来なければ、パソコンなんてものはそもそも持っていなかった。しかし、今ならスポーツ中継をテレビやネットで複数流しながら、ゲームをすることも出来ればパソコンで作業をすることも出来る。そういった時にはむしろ移り変わりの激しいスポーツよりも、野球や陸上の長距離のようなちょっと目を離した隙にがらりと場面が変わってしまうことがないスポーツ中継はとても相性が良いのである。

 

 野球や陸上の長距離といった最近になって楽しみ方が分かってきたスポーツもあれば、昔から好きなスポーツもある。とりわけサッカー観戦は自分が子供の頃にJリーグが発足して一大ブームが巻き起こったこともあり、昔からテレビ中継があれば極力見ていたし、時には現地観戦にも出向いていた。格闘技の観戦も好きでボクシングは当然のことK-1やPRIDEといった全盛期はゴールデンタイムに中継されていたものは全部観ていたし、時々中継されている空手や柔道、剣道と行った競技の中継もついつい見入ってしまう。昨今錦織圭選手の活躍により注目度が増しているテニスも面白いし、ゴルフ中継も4大大会の時期はついつい夜更かししてしまう。オリンピックや世界陸上世界水泳も楽しみなのだが、時差の関係で見づらい大会だと半月くらい寝不足に悩まされるハメになるのが辛いところだ。

 

 自分は雑多になんでも観る方だが、中には特別好きなスポーツが最高で他はクソみたいなことをいう人も結構居るのが不思議で仕方ない。確かに観ていて面白さが分からないと思うスポーツはあったが、それでも観戦し続けていると楽しめるようになってくるものである。例えばフィギュアスケートやスキーのジャンプ、体操などの採点競技は観戦していて点数の付け方に納得いかない事も多々あるが、それはそれとして競技を観ている分にはとても面白いのだ。欲を言えばフィギュアはより難しいジャンプを成功させた選手が、スキージャンプはより遠くへ飛べた選手が勝ちになる種目もあれば良いのになとは思う。