lavamanのブログ

備忘録も兼ねて適当に

T100TA その1

 艦これ用のタブレットとして2年ほど前に購入したWindows8搭載の2in1タブレットPCであるT100TA。記憶領域は32GBと64GBのモデルが有り付属のキーボードドックに500GBのHDDが内蔵されていてOfficeも付属しているモデルも存在したが、外出先で艦これ、それも遠征作業をしたいだけだったので32GBかつHDDの付属しない下位モデルを選択した。

 T100TAに搭載されているCPUはIntelAtomシリーズのものであるが、Atomと言えば出始めの頃は本当に最低限Windowsが動く程度の性能しか無く激安ノートPCやサーバー向けの小型PC、マザー等に搭載されており、実際に触ってみた感じWebの閲覧ですらかなりストレスを感じるが出来なくも無いといった貧弱なCPUであった。それこそ、Atomを採用したWindows搭載PCでWebを閲覧するよりも、画面は小さいながらもスマートフォンで閲覧する方が快適であったほどである。

 

 Webの閲覧ですらストレスとなるAtom搭載のT100TAが発売前から艦これ用激安Windows搭載タブレットPCとして注目されたのは、搭載されているAtomがそれまでに比べて格段に性能が上がったBay Trailというコアのものだったからである。従来のものと比べて2倍から3倍性能が向上したBay TrailコアのAtomはそれまでのWeb閲覧すらモッサリ動作なAtomとは違いFlashゲームのようなそこそこ重いコンテンツでもそれなりに動作するようになった。Bay Trailコアを採用した各種Windows搭載タブレットPCは当時爆発的なブームを起こしつつあった艦これ用として非常に相性が良く、持ち運びが容易で外出先でも艦これを安価に楽しむために購入する人が多かったし、自分自身もそのうちの一人であった。

 

 Bay Trail搭載のWindows搭載タブレットPCは様々な種類が発売され、艦これ用としてはどちらかというとAcer ICONA W4-820やDELL Venue 8 Pro、Lenovo Miix 2 8といった8インチモデルが人気だった記憶がある。艦これ用として求められていた最大の要素は持ち運べるプレイ環境であっただろうから、当然コンパクトな方が選ばれていたのだろう。では何故自分が10.1インチモデルのT100TAを選んだかというと、小さい画面でのタッチ操作が苦手だからである。T100TAを購入する前からスマートフォンのタッチ操作で意図している部位をタッチできずにイライラすることがとても多く、できる限り大きい画面の方がタッチ操作も簡単だろうという目論見でT100TAを選択したのであった。また、視力もかなり悪く小さい画面を見るのは辛いので、携帯用であってもできる限り画面は大きい方が好ましかったというのも一つの理由であった。